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2008年1月11日
日本は滅びる
作家の林秀彦氏の羅針盤と言う文章を雑誌「道経塾」52号で読んだ。
その一部を抜き書きし紹介する。


やはり日本は滅びる

 二年前、十八年暮らしたオーストラリアから、帰国した。死ぬためだ。祖国で。帰って、見て、生活し、日本のあまりの末期症状ぶりをつぶさに知り、絶望を通り越し、怒りに体が震えている。想像を絶した。これほどとは思っていなかった。あなたも同じ事をして見れば、私の気持ちがわかるはずだ。一度この国を捨てて見るのだ。そうすれば分かる。毎日まひ状に鈍感になり、麻痺する。十八年間とは長い。生まれたばかりの赤ん坊が高校を卒業する時間だ。育っていたのは、怪物であり、(ぬえ)だった。はっきり言える。
 日本の命運は尽きている。自虐史観だともか、何とかかんとか、内輪揉めし、グダグダ言っている場合ではない。日本滅亡は科学だ、数学だ、物理だ。
 だが、もし「一億一心」の気持ちを取り戻し、次の三つのことを明日から実行すれば、生き延びられるかも知れない。

一、テレビを見ない.(焚書(ふんしょ)ではなく焚テレにする)

二、小学校の全教科授業の半分を、国語教育に当てる。

三、農耕民族だった意識を取り戻し政府はあらゆる農業に圃する援助と保革政策を採る。

日本と世界を比べて見よ

 醜くなつた日本人。目が死んでいる。顔は弛緩(しかん)している。全身から卑しさ(いやしさ)が発散している。右だ、左だと言っている場合ではない。同じ日本人であることを肝に銘じ、思い出すことだ。何よりも、この現状を把振することだ。
 今、日本人は、あらゆることに、「一知半解(いっちはんかい)」がはびこっている。

世界を救う勇者たれ

 いま、誰かが、太陽エネルギーの開発と、その実用化を阻んでいる。日本人の才知と努力を持ってすれば、実現はたやすいはずだ。もし彼らの恐喝と絆を断ち切るだけの勇気と実力があるならば。なぜ、これほど日本のガソリン代は高いのだ?石油がなくなるまで、儲けられるだけ、儲けたい人間がいる。彼らが付ける値段のまま買わされている。エネルギー革命があっては困るのだ。
 日本人の名誉のため、一度ぐらい人類に貢献してもいいのではないだろうか。
君たちは腑抜けになりすぎている。何も見えなくなっている。判断ができず、無知に陥っている。大きな陰謀を知る人は少ない。9・11がアメリカ政府のヤラセだという、これほど否定できない証拠が山ほど挙がっているのに、それを知る努力を怠り、無関心に身を落とし、ただひたすら成り行きに身を任せ、何も、何一つ完全に動いていない。それは、その分、祖国を愛していないという証拠なのだ。このかけがえのない、素晴らしい国を。
 なぜ世界を救おうとしないのだ。七秒間一人の割合で餓死している世界の子どもを、なぜ救いたくないのだ。なぜ、一分毎に百万ドル〈一億円〉の軍事費を使っている国の言いなりになるのか。アメリカの教育予算は、全体のたった1%だと知っているのか? 君は人間に生まれてきて本当に良かったと思ったことが今まで一度でもあるか? 人間の尊厳というものを考えた事が一度でもあつたか?
この国を救いたくないのか?もし救いたいなら、哲学を学びたまえ。1日1ページでもいい。良書を読みたまえ。温故知新は古い教えだが、それ以外の有効な方法は人間にはないのだ。遠周りに思えるかもしれない。だが、実は一番の近道なのだ。自分が人聞であることを誇りに思える日本人を、私と一緒に作ろう。温故知新を一人ひとりが実践すれば、もしかすると(ほとんど不可能だが)日本はいまの奴隷国家民族から脱し、世界を救う勇者にかもしれないのだ。
 その実力が日本人には眠っていることを忘れずに!

以上

●山本のコメント
海外で長期間生活していると母国の事がよく分ると聞く。筆者は18年間オーストラリアで生活し「日本の良さが失われてしまった。日本は滅びる」と言っておられる。輪q田氏はこれを悲観論と受け止めたい。現在、世界の途上国のみならず先進国の中でも日本が一番良い国と言っている国家が多い。マイナスをプラスに転じる発想をして、世界で調和と共生に努力すれば、日本は世界を救える唯一の民族だと私は信じている。


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